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皆さんこんにちは!
株式会社GALILEO SIGN WORKS、更新担当の中西です。
目次
看板制作の仕事は、完成品の写真だけでは伝わりません。実際には、ヒアリングから現地調査、企画、設計、材料選定、加工、施工、点検に至るまで、多くの工程が連動しています。そして看板の寿命や見え方、安全性は、目に見えない判断の積み重ねで決まります。今回は、看板制作の流れを追いながら、プロならではの魅力を紹介します。
まず大切なのは、お客様の要望を聞くことですが、ただ「かっこよくしてほしい」では設計できません。看板の目的は、業種や立地によって変わります。通り沿いで遠くから認知してもらうのか、路地裏で入口を分かりやすくするのか、価格帯の印象を整えるのか、夜間の視認性を上げるのか。目的が変わると、デザインも仕様も変わります。
さらに重要なのは「誰に見せたいか」です。家族連れ、学生、ビジネス層、観光客、高齢者。ターゲットが変われば、文字サイズ、色、言葉選びが変わります。看板制作は、広告と導線設計の仕事でもあります。
現地調査では、写真を撮るだけでは不十分です。歩行者の目線、車の速度、信号待ちの位置、街路樹や電柱の影、夜間の照度、周囲の看板との競合、建物の外壁材、電源位置、取付の下地状況。こうした条件を把握して初めて、最適なサイズ・位置・仕様が見えてきます。
例えば、車道沿いなら“読める時間”が短いので、情報量は絞る必要があります。逆に歩行者導線なら、近距離で読めるため、メニューやサービス内容を載せられる場合もあります。看板制作業の面白さは、この現場条件に合わせて最適解を作ることにあります。
看板は屋外に晒されます。雨、紫外線、熱、風、振動。だから材料と構造の選定が品質の核になります。
例えば、面板はアルミ複合板、アクリル、ステンレスなど用途により選びます。フレームはアルミやスチール。照明はLEDが主流ですが、光り方やメンテナンス性は設計で差が出ます。さらに、取付金具の強度やビスの種類、防錆処理、シーリング、防水処理など、細部の仕上げが寿命を左右します。
看板制作業は、デザインの仕事でありながら、構造物を扱う仕事でもあります。安全と耐久を担保できる人は、現場で強く信頼されます。
加工工程では、シート貼り、インクジェット出力、切文字加工、溶接、塗装、アクリル加工、箱文字の組立などが行われます。ここで重要なのは、仕上げの精度です。ほんのわずかなズレ、気泡、端の処理、塗装のムラ、切断面の粗さ。こうした小さな差が“安っぽさ”にも“高級感”にもなります。
また、データの作り方も品質に影響します。遠くから読める太さ、線のバランス、余白、文字間。看板は印刷物より条件が厳しく、光や距離で見え方が変わります。実務経験が豊富なほど、デザインと加工の整合が取れ、失敗が減ります。
看板は設置して初めて価値が出ます。水平を取る、固定を確実にする、配線を美しく隠す、照明の角度を調整する、夜間の見え方を確認する。施工の質が悪いと、どんなに良いデザインでも台無しになります。逆に施工が良ければ、看板は“店の資産”になります。
安全面も重要です。高所作業、交通の近さ、電気工事。事故を起こさず確実に納める段取りと技術が求められます。ここに看板制作業の職人としての誇りがあります。
看板制作は、ヒアリングと目的設計、現地条件の読み、材料と構造の判断、加工精度、施工品質の積み重ねで価値が決まる仕事です。デザインだけでも、施工だけでも成立しない。総合力が問われるからこそ、伸びしろが大きく面白い業界です。
看板は一つ一つの商品がオーダーメイドとなり、同じというものがあまり存在しないのが現状です。
GALILEO SIGN WORKSでは限られたご予算の中でも、 できるだけお客様の理想の形に近づけたご提案ができるよう努めております。
今まで培ってきたノウハウから、素材の選定や施工方法などで対応できることもございますので、お気軽にご相談ください。
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